秋山、来季の復活誓う 激化する先発ローテ「一から争わないと」

軽妙なトークで会場を沸かせる秋山(撮影・高部洋祐)
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 阪神の秋山拓巳投手(27)が15日、奈良市の「マツダスポーツ奈良店」で契約するローリングス社とのコラボイベントに参加。150人のファンを前にトークショーでは、今季の振り返りと来季への抱負を語った。

 昨季は自己最多の12勝をマークした秋山だが、今季は5勝10敗、防御率3・86。チームも最下位に終わった。10月に右膝のクリーニング手術を受けリハビリ中の右腕は「最下位なので、責任も感じてます。5勝しかできてませんし、ケガをしてしまった。しんどいことが多かった1年かなと思います」と悔しさを口にした。

 10年目迎える来シーズンは、オリックスからFAで西が入団し、先発ローテ争いは激しくなる。「今年の成績だともう一回、一から争わないといけない。西さんは本当にコントロールがいい投手。学ぶことも多いと思います。僕もローテを勝ち取った際には(西と)違うカードで投げたいと思います」と新たに加わった頼もしい右腕と共に、先発の一角としてチームの勝利に貢献することを誓った。

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