岡崎、背水の覚悟で正妻狙う「投手のために…」
阪神の岡崎太一捕手(35)が16日、背水の思いでレギュラーを目指す覚悟を決めた。この日は奈良県橿原市の佐藤薬品スタジアムで行われた選手会シンポジウム「夢の向こうに」に参加。晴れ渡った青空の下で、高校球児たちとふれあい、初心を思い返した。
「現役をやらせてもらえている以上は、みんなレギュラー目指してやるだけなので」
16年には開幕マスクをかぶったが、その後は出場機会が減少。今季はわずか6試合出場にとどまった。契約更改ではクビを覚悟していたと明かしたほどだが、胸にあるのは危機感と向上心だ。
自主トレは例年通り甲子園で行う予定で「投手のためにやれることはやりたい」と、機会があれば能見ら投手陣のボールを受ける考え。地元・奈良で、新しい力が湧いた。