梅野「2桁本塁打」&「50打点」打てる捕手へ…さらなる進化だ!
阪神の梅野隆太郎捕手(27)が19日、打撃面での新たな目標を掲げた。理想像は走攻守すべての両立。守れるだけではない、打てる捕手としての飛躍へ。「2桁本塁打」と「50打点」を視野に入れ、来季はさらなるキャリアハイを追い求める。
飛躍した1年でもあった。今季は132試合に出場し、打率・259。8本塁打を放ち、47打点と打撃部門でキャリアハイを軒並み更新。だからこそ、見えてきた兆しがあった。「今年の結果は、一生懸命やった結果。だから来年も、もっと頑張っていく中で…」と、未来の続きを描く。
「ホームラン2桁だったり、打点50とか区切りは見えてきたので。プロ野球選手として上を、キャリアハイを目指して、やっていかないといけない」
梅野自身も悔しさを乗り越えての、今があった。16年は打率も1割台に落ち込み、出場機会が激減。「打てなくて、使ってもらえなかったシーズンが俺にはあるから」。打つことの重要性を感じた過去。勝利をつかむための武器として、バットで勢いをつける。
この日は滋賀県大津市内のホテルで行われた「おごと温泉トークショー」に、同級生の岩崎と出席。「自分たちの代がしっかりやっていかないといけない」。来年は28歳。守備でも、打撃でも、未来を担う91年世代の一人として力を発揮する。