竹安、FA西の人的補償でオリックス移籍 阪神に感謝、新天地での活躍誓う
FAで阪神へ移籍した西勇輝投手(28)の人的補償として、阪神からオリックスへ竹安大地投手(24)が移籍すると20日、両球団が発表した。力強い直球が持ち味の右腕が、新たな戦力として猛牛軍団に加わる。
竹安は15年度ドラフト3位で阪神へ入団。3年目の今季は2軍で先発、中継ぎとして14試合に登板して6勝負けなし。防御率1・30という好成績をマークした。1軍では10月13日・中日との今季最終戦の先発を託されるなど2試合で防御率2・25。着実に成長した姿を見せていた。
秋季キャンプでは先発ローテへ向けて存在感を発揮。矢野監督からは「本当に楽しみなピッチャーだし、先発でも十分というか、(ローテ争いに)入っていける可能性のある投手と思っている」と高い期待を寄せられていた。
竹安は阪神球団を通じ、「突然のことで驚いています。ケガしているときにドラフトで指名していただいたタイガースには、本当に恩がある。離れるのは正直寂しいですが、しっかり気持ちを整理し、切り替えて、来季からオリックスの一員として、ファンを喜ばせられるような投手になりたいと思います」と新天地での活躍を誓った。