岩貞が熊本地震復興支援 故郷で野球教室開催 軟式球、義援金を贈る

 阪神・岩貞祐太投手(27)が27日、熊本地震復興支援として熊本市内で行われた「野球ボール贈呈式・野球教室」に参加した。軟式球122ダースを寄贈。その後は、益城町役場に出向き、「義援金贈呈式」に出席し、70万円を寄付した。

 昨年から取り組んでいる復興支援。公式戦1勝につき10万円の義援金を送り、1奪三振につき軟式ボール1ダースを寄贈している。今季は7勝10敗122奪三振。50万円を益城町役場へ。20万円は地元・若葉町の公民館の改修費として贈呈した。

 熊本地震から約3年。「復興もそうですし、野球振興をオフにできて本当に充実しています。(震災のあった3年前と比べて)実家の周りなどは傾いた家などが撤去され、きれいになっていました」と話した。

 野球教室では、益城町内の少年野球チームなど4チームの少年少女約70人が集まった。子どもたちにキャッチボールを披露すると、プロの速球に歓声が沸き起こるなど大盛り上がり。締めのあいさつでは「野球ができているのは家族のおかげでもあるので、感謝の気持ちを持って頑張ってください」とエールを送った。

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