俊介、スタートダッシュで決める 若手と外野定位置争い「悔いの残らないように」

 阪神の俊介外野手(31)が29日、広島市内で母校・広陵高の「野球教室」に参加。来季に向けてキャンプから「スタートダッシュ」を決め、外野のレギュラー争いを勝ち抜くことに意気込んだ。

 寒空の下、母校の空気を全身に浴びた俊介は「新鮮な気持ちですね。初心に帰れた」と白い息を吐く。今季は3、4月が打率・074で5月も打率・206と、シーズン序盤で足踏み。「キャンプ、オープン戦からやれることをやって、悔いの残らないようにやりたい」と力を込めた。

 広陵高は金本前監督の母校でもある。期待に応えられなかった今季を踏まえ「来年、頑張っている姿を見せたい」。若手に負けじと存在感を示すべく、来季へと挑んでいく。

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