BIG4以外も有望高校生ズラリ 150キロ級逸材獲る!阪神今年初のスカウト会議

 阪神は11日、西宮市内の球団事務所で今年初のスカウト会議を開き、今秋ドラフト候補として約150人をリストアップした。今年は「高校生BIG4」との呼び声が高い大船渡・佐々木朗希投手、横浜・及川雅貴投手、星稜・奥川恭伸、創志学園・西純矢投手(全て2年)を含め、150キロ前後の直球を投げる投手が複数いる。成長や将来性を見極め、将来の投手陣を担う逸材獲得を目指す。

 高校生投手が豊作と言われる19年ドラフト。畑山統括スカウトは「今年(の候補)は例年より高校生の割合が増えた。上位候補になり得る投手が何人かいる」と高校生投手を軸に戦略を練っていく方針を示した。

 もちろん注目を集める「BIG4」の密着マークは欠かさない。ただ、今年は4人以外にも見逃せない素材が多い。

 日大三には将来が楽しみな2人の右腕がいる。井上広輝投手は昨夏の甲子園・奈良大付戦で、奥川と並び2年生では大会最速となる150キロを計測。広沢優投手は189センチの長身で、甲子園では最速148キロを投げている。

 木更津総合の右腕・根本太一投手は、昨夏の甲子園で最速149キロを計測。菰野・岡林勇希投手も最速150キロ右腕だ。広島の17年育成ドラフト1位・岡林飛翔の弟で、兄に続くプロ入りを目指す。

 阪神は昨秋のドラフトで育成を含む7人を指名し、野手が4人。高校生投手はドラフト5位の川原1人だけだった。今年は多くの原石から才木、望月、浜地らに続く逸材獲得を目指す。

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