虎投手は“矢野チルドレン”Vメンバー抜てきへ
矢野虎の開幕センター争いが早くも激しさをのぞかせる一方、投手では伊藤和雄投手(29)、飯田優也投手(28)、島本浩也投手(25)が沖縄キャンプに帯同する方向であることが18日に分かった。3選手とも昨季、2軍で矢野監督が評価した選手。1軍経験の少ない投手を抜てきし、チーム内の戦力強化につなげていく。
1、2軍キャンプメンバーの最終決定は、近日中に開かれるスタッフ会議となる。ただ、3人は1軍キャンプスタートになる可能性が高まっている。伊藤和は2軍で抑えを任され、36試合に登板。20セーブでウエスタンのセーブ王に輝き、矢野阪神のファーム日本一に大きく貢献した。
飯田、島本について指揮官は「オレはいけると思う」と期待する存在。この日、鳴尾浜で自主トレした伊藤和が「2軍とはいえ、最後を任せてもらった。1軍で任せてもらえるように」と意気込めば、飯田も「よりアピールしていかないといけない」と気を引き締めた。また、投手陣全体でも昨年の20人から、22人前後の1軍帯同を予定している。