12球団注目!創志学園・西を今年初視察 山本スカウト絶賛「スケール大きい」
阪神は20日、今年初めて今秋ドラフト上位候補の創志学園・西純矢投手(2年)の視察を行った。阪神の山本宣史スカウトが岡山市内の室内練習場を訪問。ブルペン投球を熱心に見つめ、潜在能力の高さを絶賛していた。
「やっぱりボールに力がある。ストレートがね。スケールが大きいね。(昨年から)成長していると思う。球種も豊富で、体を見ても魅力。(中国、四国中心の)担当している高校生ではトップだと思うので」
この日は山本スカウトだけでなく、ヤクルト・岡林スカウトと楽天・山下スカウトも視察した中、西はブルペンで80球のピッチング。持ち味の力強い直球に加えて、フォークやチェンジアップなども精力的に投じた。春のセンバツ出場は微妙な状況だが「(ドラフトで)上位で選ばれることが目標」と、モチベーションを落とすことはない。
年明け以降、すでに複数球団が訪れ、今後も複数の訪問予定が入っているもよう。12球団注目の右腕に対し、山本スカウトは「上位候補には違いないと思うので。当然追いかける選手の1人。夏の大会まではしっかり追わないといけない」と力を込め、継続して成長を追っていく。