ドラ2小幡“糸井ボディー”や「投手に負けない力をつけたい」
阪神のドラフト2位・小幡竜平内野手(18)=延岡学園=が22日、飛距離アップへ“ナチュラルボディー”から脱却して“糸井ボディー”を手に入れることに意欲を見せた。現在75キロの体重を目標の80キロへと増量し、強靱(きょうじん)な体を目指す。
プロとして戦うための体を作らないといけないのは十分理解している。これまでプロテインの摂取や本格的なウエートトレーニングの経験はないという。「(プロテインは)これから取り入れていこうと思います。まだ全然、非力なので速い球とか投手に負けない力を付けたいです」
前日21日には食事やサプリメントの摂取方法について、「桑原塾」の塾長・桑原弘樹氏の講義を受けた。糸井を指導していた経験もある桑原氏からトップアスリートのコンディショニングなどを学んだ。今後はこの講義の内容を参考に糸井のような肉体作りへ励む。
この日、新人合同自主トレで初めて行われたロングティーでパワーアップの重要性を改めて感じた。隣で打ち込む上本や北條の打球は外野フェンス際まで運ばれた。一方でルーキーの打球は途中で失速。「思ったよりも飛ばなかった」と慣れない木製バットに苦戦したところもあったが、非力さを痛感した。
「これから意識してやっていきたい」と小幡。まずは土台作りに励み、着実に体を鍛え上げていく。