ナバーロ ジョンソンに太鼓判「角度のある球を投げる」

 阪神のエフレン・ナバーロ内野手(32)が27日、新加入するピアース・ジョンソン投手(27)、オネルキ・ガルシア投手(29)とともに関西国際空港着の航空機で来日した。日本球界2年目を迎える助っ人は、新たに加わる新助っ人陣への「サポート役」を約束。また、米国でかつて対戦したことのあるジョンソンの日本での活躍に太鼓判を押した。

 待ちわびていた懐かしい空気を大きく吸い込みながら、新たなシーズンに向けて鋭いまなざしを向けた。タテジマ2年目を迎えるナバーロは「素直にうれしいですし(日本に)帰ってこられて非常に興奮しています」と阪神と再契約を結び、再び日本でプレーする喜びに胸を躍らせた。報道陣一人一人に「ハッピーニューイヤー」と言葉を掛けながら、固い握手を交わすナイスガイぶりも健在だ。

 昨年シーズン途中に入団し、6月29日のヤクルト戦(神宮)で来日初出場を果たした。代打で来日初打席を迎え、右翼に適時打を放ったことは記憶に新しい。66試合で打率・276、3本塁打をマークし、出塁率は・342。巧打と選球眼を武器に、安定した打撃を見せつけた。

 日本球界での適応能力を示した昨季。その経験を生かし、今年は「2年目ということで、自分の分かっている部分に関しては手伝える範囲でお手伝いしたい」とジョンソンやマルテの“新人”に対し、先輩としてサポート役を担うことを約束した。

 また同僚となるジョンソンとは1度だけ対戦経験があることを明かしたナバーロ。昨年2月のオープン戦で対戦した時の印象を思い出し、「非常にいいピッチャー。角度のある球を投げるイメージ」と日本での活躍に太鼓判を押した。

 このオフは出身の米・カリフォルニアを拠点に、同僚の伊藤隼と合同トレを行った。全体的なレベルアップを図りつつ「強さ、強化という面に重点を置いた」と振り返る。「体が張り切ってしまわないように」とメニューにヨガも取り入れ、体と心の状態を整えた。

 矢野新体制となり、最下位からの巻き返しを期す今季、助っ人陣の奮起は欠かせない。「チームとしても個人としても、昨年以上のシーズンにしたい」とナバーロ。グラウンド内外で新たな仲間をけん引し、粉骨砕身の働きで猛虎の勝利に貢献していく。

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