小野 2・7紅白戦オール直球勝負「真っすぐの質磨いて」ローテ争い勝ち抜く!

 ブルペンで力投する小野
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 阪神の小野泰己投手(24)が30日、オール直球勝負で初実戦に臨むことを明かした。この日、先乗り合同自主トレで初めてブルペン入りし、直球のみを65球。「真っすぐの質を磨いていきたい」と今キャンプのテーマに掲げた。

 若手ということもあり、この日は大トリでブルペン入りした。黙々とボールを投げ込み「真っすぐにこだわってやっていきたい」。2月7日の紅白戦がローテ争奪戦のゴングだが、そこでも小野は異例の全球ストレート勝負を挑むつもりだ。

 理由は「試合で一番、投げる球でもあるので」。大学の頃から直球のみという調整スタイルを続けており、変化球解禁は2月中旬を予定。直球あってこその変化球であることを理解し、最大の武器を磨くことでローテ争いを勝ち抜く覚悟だ。

 静かな闘志も燃やしていた。この日のブルペンでは同い年の藤浪と並んだ。剛速球を投げ込む藤浪の姿を横目に「同じ先発として隣で投げている。争っていかないといけない」と前を向く。

 孤独に練習を積み重ねたことで、最後は投手陣の送迎バスに置いていかれるハプニングも。「誰もいない…」と苦笑いを浮かべた小野。そんな練習の虫が、まずしっかりと“土台”を作り上げていく。

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