矢野監督「期待」の望月&才木&浜地7日紅白登板 「開幕投手可能性ある」

 「阪神春季キャンプ」(4日、宜野座)

 阪神の矢野燿大監督(50)が練習休日、今年初実戦となる7日の紅白戦で登板予定の望月惇志投手(21)、才木浩人投手(20)、浜地真澄投手(20)を開幕投手として抜てきする可能性を明かし、奮起を促した。3人とも直球の最速は150キロを超える。最大の武器を生かした攻めの投球でのアピールを期待した。

 期待は膨らむばかりだ。矢野監督が昨秋のキャンプでMVPに挙げた3人は、第1クールでアピールを続けた。3日は望月、才木がフリー打撃に登板。浜地もブルペンで力強い投球を見せた。

 順調な調整を続ける3人は今年初実戦となる7日の紅白戦で登板する予定。指揮官は本格的な競争開始を前に、高い目標設定を求めた。「(先発)ローテーションとか、そういうレベルを目指すんじゃなくて、もっとスケールの大きいところを目指してもらいたい。その3人も開幕投手をやる可能性もある」。期待も込めて大抜てきを示唆した。

 矢野監督は開幕投手を白紙としているが、現時点では4年連続5度の大役を務めているメッセンジャーが最有力だ。西や中堅の岩貞、秋山、若手の小野や藤浪らも候補となる。

 昨年1軍で6勝を挙げた才木、37試合に登板した望月、2軍で実績を積んだ浜地は、経験と実績では先輩に劣り、課題もある。

 それでも指揮官は3人に大躍進する可能性を感じている。「(投手は)強い直球を投げられる、直球で空振りを取れるのが理想。そこから変化球を投球で覚えていかないと通用しない。強い直球を投げる3人なので期待したい」。最速150キロを超える直球を武器にする右腕トリオは、先輩をおびやかす存在となれるか-。

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