藤浪ソロ被弾後に2死球、151キロ発進も2回1失点
「阪神紅白戦」(11日、かりゆしホテルズボールパーク宜野座)
阪神の藤浪晋太郎投手が、紅組の先発として今キャンプ初の実戦マウンドに上がった。2回を2安打1失点、最速151キロを計測する一方、2死球と課題も残す内容になった。
初回、1死から近本に左前打を浴びたものの、後続を断って無失点。上々のスタートを切った。だが、二回だ。1死から板山に右翼越えソロを浴びると、続く長坂の初球。カットボールが打者の胸元に抜け、左肘付近に死球を与えた。木浪は空振り三振に斬ったが、続く岡崎に対しての初球。147キロ直球が岡崎の胸元を襲い、左肘付近にかすった形で死球を与えた。
いずれも大事には至らず、そのままプレーを続行。藤浪も続く植田を左飛に抑え、最少失点で切り抜けた。