上本博紀、左膝負傷から288日ぶり対外試合までの歩み 初球先頭打者弾

1回、先頭打者弾を放った阪神・上本博紀(左)を迎える阪神・矢野燿大監督(中央)=かりゆしホテルズボールパーク(撮影・出月俊成)
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 「練習試合、阪神-日本ハム」(17日、かりゆしホテルズボールパーク宜野座)

 阪神の上本博紀内野手が初球先頭打者本塁打を放った。「1番・二塁」で先発出場し、日本ハムの先発・有原が投じた直球をスイング。センター芝生席に運んだ。昨年5月5日、中日戦で二盗を試みた際に左膝を負傷してから、288日ぶりとなる対外試合であらためて存在感を示した。

 上本は昨年5月に負傷、後に「左膝前十字靱帯損傷」と診断された。6月に手術を受け、8月24日から鳴尾浜で屋外リハビリをスタートさせた。

 11月には取得した国内FA権を行使せず、球団残留を表明した。

 今年の春季キャンプに入り、2月7日の紅白戦では1番・二塁で先発出場し、4打数1安打。11日の紅白戦では1番・三塁で先発出場し3打数無安打だった。

 前日16日にチーム練習で行われたケース打撃では、才木を相手に初球にホームランを放っており、2日続けて好調をアピールしている。

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