藤浪、課題の制球難露呈…四回に死球、四球から2失点

3回、中日・阿部に四球を与えて舌を出す阪神・藤浪(中央)=北谷公園野球場(撮影・堀内翔)
3枚

 「オープン戦、中日-阪神」(24日、北谷公園野球場)

 阪神の藤浪晋太郎投手(24)がオープン戦に初登板。4回を投げて4安打ながら3失点。リードを許す形で降板した。直球の最速は154キロを計測したが、6四死球と毎回走者を背負うなど、結果を残すことができなかった。

 昨年も同カードに先発したが、雨の影響でわずか9球で降雨ノーゲームに。試合後は「もはや貫禄すら感じる雨男ぶりですね…」と自虐ネタで笑わせていたが、この日も朝からあいにくの曇り空。時折雨もパラついたが、なんとか試合が始まった。

 初回、先頭の京田を2球で追い込むと最後は、外角低めのフォークで空振り三振に。続く亀沢を二ゴロに抑えると、大島はフルカウントから四球で歩かせたが、続くモヤの打席で捕手・梅野が二盗を阻止した。

 だが、二回以降、制球に苦しんだ。内角球がスッポ抜ける場面が目立ち、三回には阿部、井領に連続四球を与えて満塁のピンチを背負った。ここは何とか1失点にとどめたが、リズムは戻らず。

 四回、先頭の木下拓の左わき腹付近に死球を与えると、続く渡辺にはストレートの四球で一、二塁。京田に適時二塁打を浴び、同点とされると、遠藤の右犠飛で勝ち越しを許した。

 この日は平田やビシエド、福田らがスタメンを外れ、左打者6人が並んだ中日打線が相手。最後はモヤを空振り三振に仕留めたが、4回で71球と球数も増えた。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

阪神タイガース最新ニュース

もっとみる

    スコア速報

    主要ニュース

    ランキング(阪神タイガース)

    話題の写真ランキング

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス