金本知憲氏 まな弟子の高山にメールで助言「思うようにやった方が良い」
前阪神監督の金本知憲氏(50)が27日、都内で「スカパー!」の2019年シーズンのプロ野球中継に関する発表会に、前ヤクルト監督の真中満氏(48)とゲスト出演した。
2人は2015年のドラフト会議で高山俊選手の1位指名で競合。くじ引きの際、真中氏が外れクジを当たりと勘違いした因縁がある。この日は、その再現とばかりにドラフト風にクジを引き、出た質問を元にトークを展開。クジを引く真中氏に金本氏は「引いても外れるから。何も書いてないよ」と冷やかしの言葉をかけるなど、盛り上げていた。
トークの中で金本氏は、自身が引き当てた高山選手について「この前メールした」と明かした。「頼むからもう少し頑張ってくれ!」との激励とともに「自分の打ち方は自分の感覚が正しい。思うようにやった方が良い」とアドバイスを送ったという。
監督退任後は「現役選手とほとんど交流はない」という中での異例のゲキだったが、この日は退任時のエピソードも告白。「辞めた時に若い選手を中心に一緒に食事に行った。その後、8人くらいがうちに来て二次会を開いた。時計やらジャンバーやらいろいろ持っていかれた」と語り「今年活躍しなければ返してもらわなきゃ」と若トラたちにゲキを飛ばしていた。
ちなみにクジで飛び出した「今年の優勝は?」の質問に、金本氏は「セは戦力的に巨人と広島。パは地力あるソフトバンク」とし、真中氏は「セはDeNA。パは西武」と予想していた。