西トラでもオリのまま 登場曲ミスチル「Tomorrow never knows」に

ウオーミングアップをする西(撮影・田中太一)
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 阪神の西勇輝投手(28)が今季の本拠地登板時の登場曲に、Mr.Childrenの「Tomorrow never knows」を使用することが1日、分かった。オリックス時代の昨年から採用していた“テーマソング”を阪神でも採用し、新天地での活躍につなげていく。

 国民的モンスターバンドの代名詞である名曲。曲の音程やリズムが好みという西は「マウンドに上がるのも、自分のリズムで入れる。去年もこれで行ったから、今までのスタイルを続けたいという意味で、同じ入り方をしたかった」と選曲した理由を口にした。

 自身のスタンスを変えずに今季へと挑む姿勢は、マウンドに上がるまでの時間も同じ。「気分よく入れたら、自分の勝ち。全て自分のために考えて」とマウンドを己の空間にしていく構えだ。

 イメージも描いている。「マウンドに上がってから曲がかかるんじゃなくて、上がる前から。一番いいかもしれない。自分の中で『ここでピークに入りたいな』というのがある」。屋外の甲子園で誰もが耳にしたことのあるイントロが流れれば、球場の雰囲気は最高潮に達するはずだ。打席時は、光永亮太の「Always」を使用し、お気に入りの一曲でリズムを整える。

 この日は甲子園での全体練習に参加。3日のソフトバンクとのオープン戦で1イニングを投げる予定で「イニングが少ないうちに、マウンドに行く自分の感覚、ブルペンでのタイミングとかをどんどん公式戦に近い形にしていきたい」と意気込んだ。開幕へ、準備を着々と進めていく。

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