西 開幕カードでの先発が有力
「オープン戦、ソフトバンク7-2阪神」(3日、ヤフオクドーム)
阪神・西の移籍後初登板が、ヤクルトとの開幕カードになることが有力となった。メッセンジャーが開幕投手に決定し、登板日は30日第2戦か31日の第3戦。昨季まで慣れ親しんだ京セラドームで、虎戦士としての“初陣”を迎える。
この日は3番手で六回から登板。先頭の柳田を144キロの直球で遊ゴロに料理したが、安打と四球などで2死一、二塁とし、グラシアルに3ランを被弾した。それでも「逆球も1球もなかったし過程、過程のボールは悪くなかった。全ては開幕からの結果だと思うので」と自身の生命線でもある内外角への投げ分けには手応えがあり、悲観の色はない。
仕上がり具合は順調。FAでタテジマに袖を通した背番号16が、開幕早々から存在感を示していく。