秋山 開幕見えた 6日今季初先発!1軍登板を経てローテ滑り込みへ
阪神・秋山拓巳投手(27)が5日、鳴尾浜でキャッチボールやノックなどで調整を行った。昨季10月に右膝クリーニング術を終えて以来、初先発となる6日のプロアマ交流戦・奈良学園大戦(鳴尾浜)で2回を投げる右腕。復活への道筋が固まりつつあり、開幕ローテ入りへの思いを口にした。
「当然開幕は目指している。リハビリの過程的にも(開幕までは)ぎりぎり。でも開幕逃して他の投手がチャンスを勝ち取ると入っていくチャンスも少なくなると思う。順調にいけたらいい」
初先発のマウンドで問題がなければ、次回は12日の教育リーグ、ウエスタン・広島戦(由宇)で3イニング以上を投げる予定。順調にステップを踏めば、オープン戦終盤に1軍復帰というシナリオが見えてくる。
安芸キャンプ中の実戦2試合ではともに1イニングの登板だったが「(先発として)できる体力、状態になってきている」と明かした秋山。「イニングが伸びてきたときに課題も出てくると思う。すぐ修正できるかで、どれくらい早く1軍に上がれるかになってくる。課題をつぶしていけるように」。昨年8月24日の巨人戦以来となる先発マウンドから、開幕ローテ入りへの道を歩む。