【原口の一問一答】今シーズン中に1軍、甲子園のお立ち台に

 がん啓発チャリティーグッズ「グッチブレス」を手首に巻く
2枚

 大腸がんを患っていることを公表し、1月末に手術を受けた阪神の原口文仁捕手(27)が7日、兵庫・西宮市の鳴尾浜球場でトレーニングを開始し、この日からチームに合流した。練習後、テレビの代表取材に応じた。

 (冒頭、自らの言葉で)

 「本日はこんなにたくさんのメディアの方に集まっていただき、感謝しています。また、ファンの方々には激励の言葉をたくさんいただき、感謝しています。本日はよろしくお願いいたします」

 -改めてチームに合流した今の気持ちは。

 「本当にうれしい気持ちです。それと、たくさんの方に支えられて、助けていただいて、お世話になってきょうを迎えられたことに、感謝の気持ちでいっぱいです」

 -久しぶりのユニホーム姿。袖を通した時の気持ちは。

 「そうですね。ユニホームを着るということは、野球選手にとって、プロ野球選手にとっての正月だと思っていたので。少し遅れてしまいましたが、迎えられてよかったなと思っています」

 -最初に病気を知った時の心境は。

 「まさか、自分がという気持ちが一番に思いました。この年齢で大きな病気にかかるとは、僕自身思っていなかった。驚きが一番でした」

 -Twitterで発表した。

 「その時の僕の気持ちを、自分の文だったり、言葉で発表したいという思いです。球団、事務所に連携していただいて、このような形になりました」

 -監督、チームメートらにはどのように伝えたのか。

 「監督、コーチ、スタッフにはトレーナーを通して伝えていただいた。選手のほとんどは僕の公表を見て知ったと思います」

 -ファンの応援メッセージなど反応については。

 「たくさんの手紙やSNS上でのメッセージ、コメント。気持ちのこもった千羽鶴など、たくさんいただきました。僕自身、すごく勇気をいただきました。これからは僕が必ず1軍で活躍して、たくさんの人に夢や希望を与えられるように、頑張っていきたいと思います」

 -がん啓発チャリティーグッズとして「グッチブレス」を作製した。

 「僕もそうですけど(自分以外の)たくさんの方も、なかなか社会貢献活動といっても形にできないことがあった。それをブレスで形にしていただいたので。本当に1人、1人がチャリティーに参加することができる。たくさんの方に協力していただきたい。プロ野球選手である以上、オフシーズンにファンの方々と触れ合うことで、チャリティー活動を積極的にしていきたいと考えています」

 -最後にファンへメッセージを。

 「本当にたくさんの励ましをいただきました。必ず今シーズン中に1軍の舞台、甲子園に戻って活躍したいと思っています。あと、お立ち台に上がって、やりたいことがあるので。それを目標にしっかりときょうから準備して、頑張っていきたいと思います」

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