阪神・糸井足に「少し炎症」 2日連続全体練習参加せず 初実戦延期か
阪神の糸井嘉男外野手(37)が7日、2日連続で全体練習に参加しなかった。5日のシートノック中に外野芝生に足を取られ、途中で練習を切り上げていた。具体的な箇所については明らかになっていないが、清水ヘッドコーチは「(患部に)少し炎症がある」と説明。実戦出場時期についても、遅れる可能性を明かした。
屋外に姿を見せず、室内で体を動かした糸井について清水ヘッドが言及した。当初、12日・中日とのオープン戦(ナゴヤドーム)で、今年初の実戦に臨む予定だった。だが、「ヒョッとしたら行かないかも。行くと言えば連れていくし、本人に任せてある。まだ分からない」と、今後の回復状況を待つ。
開幕に向けた調整に遅れは生じるが、「重度ではない」と続けたように、万全を期すための措置でもある。「シーズンに入って成績を残してくれたらいい。医者も『動いてくれても大丈夫』という判断。ベテランなのでね、任せますよ」。信頼は変わらない。調整を一任した上で、全快でのチーム合流を願った。