阪神また勝てず、OP戦7試合白星なし…ルーキー・木浪が適時三塁打も
「オープン戦、阪神1-3巨人」(10日、甲子園球場)
今年初の伝統の一戦。阪神が巨人に1-3で敗れた。これでオープン戦開幕から7試合、白星なし。12球団で唯一、勝利を挙げられていない。
阪神は期待の新加入・西勇輝投手(28)が『虎の西』として甲子園デビュー。一、二回をあっさり三者凡退で抑えるなど、3回を1安打、無失点。わずか25球の“省エネ投法”で期待にたがわぬ投球を披露した。
だが、2番手の馬場が五回に3連続安打を打たれるなど2失点。九回には尾中が先頭のゲレーロに被弾した。
攻撃では初回にマルテが2試合連続安打。八回までスコアボードに0が並び、完封負けのムードが漂ったが、九回に絶好調のルーキー・木浪が1死一塁から右中間を破る適時三塁打で1点を返した。これで木浪は3試合連続の安打。また一歩、開幕スタメンに近づいた。
阪神はオープン戦開幕から7戦6敗1分け。甲子園に宿敵巨人を迎えた一戦で初勝利を狙ったが、相変わらずの貧打でまたしてもお預けとなった。