ドラ3木浪 猛アピ継続打 唯一の得点九回タイムリー

 9回、適時打を放ち、三塁へ滑り込む木浪
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 「オープン戦、阪神1-3巨人」(10日、甲子園球場)

 このままでは終われない。初回2死満塁の先制機で投ゴロに倒れるなど、3打席無安打だった阪神のドラフト3位・木浪(ホンダ)が意地を見せた。九回1死一塁から、右中間を破る適時三塁打で唯一の得点を刻んだ。

 オープン戦3試合連続安打は、チームの完封負けを阻止する一打。「なんとか塁に出てつなげようという気持ちでした」と前打席までの反省を結果へと結びつけた。

 即戦力として首脳陣だけでなく、ファンからの期待も高いルーキー。名前の入ったフェースタオルは球場内のショップで完売し、追加発注されるほどの人気ぶり。「応援されているという証拠だと思う。継続していきたい」。ここからが本当の勝負となる開幕レギュラー争い。気持ちを緩めることなく、猛アピールを続ける。

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