木浪、OP戦20安打目 球団新人記録をさらに更新

6回阪神無死一塁、右前へ安打を放った阪神・木浪聖也はおなじみのガッツポーズを決める=京セラドーム大阪(撮影・田中太一)
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 「オープン戦、阪神-オリックス」(23日、京セラドーム大阪)

 阪神のドラフト3位・木浪聖也内野手(24)がオープン戦20本目の安打を放った。

 ルーキーがチャンスメークすると、3番の糸井が2点適時二塁打で反撃を開始した。

 3点ビハインドで迎えた六回だ。ここまで好投を続けてきたオリックス先発の東明に対し、先頭の代打・高山が右前打で出塁した。試合前練習では、終了直前まで矢野監督が指導。即結果につなげると、続く木浪も右前打でつないだ。

 1-1から3球目。外寄りのフォークを、思い切り引っ張った打球。この日は「1番・二塁」でスタメン出場。オープン戦通算20安打で、打率・377。チームに流れを呼ぶと、応えたのはベテランの糸井だ。初球、真ん中低めのフォークをすくい上げた。

 痛烈に右翼線を破ると、一走・木浪も一気にホームまで生還した。オープン戦5戦連続安打。前日には左越えにソロ本塁打を放つなど、打率・500と好調を維持する。

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