高橋遥が2軍戦で圧巻!今年最長5回0封 2度打球を受けるも軽症強調
「ウエスタン、阪神3-1広島」(31日、鳴尾浜球場)
最後までポーカーフェースは崩れなかった。阪神・高橋遥が今年最長となる5回を投げ2安打無失点、無四球、3奪三振と圧巻の投球。2度、打球を受けるアクシデントがあっても「23日に投げたソフトバンク戦より良かった。今日は楽しく投げることができた」と納得の65球だ。
三回1死から広島・磯村が放った鋭い打球を止めようとして、差し出した左足首に直撃した。五回もサンタナの打球が左ふくらはぎを襲った。それでも苦痛に顔をゆがめることなく、すぐにマウンドへ戻り後続を断った。
高橋遥は「どちらも瞬間的には痛かったですが、全然(次回も)行けそうです」と軽症を強調した。平田2軍監督も「2回当たったけど、心配するほどではない。次も先発でやっていく感じ」と話し、次回登板の課題として6回以上のイニング数を求めていくことを示唆した。
この日の最速は148キロ。抜群の潜在能力を持つ左腕が着実にステップアップし、1軍のマウンドを目指していく。