糸井が北條が…拙守で3点目献上 久慈コーチ「余計な1点」
「巨人10-1阪神」(4日、東京ドーム)
阪神は守備の乱れによる無駄な失点で傷口を広げた。初回、2点を先制され、亀井に中前打を打たれた後の流れだ。
まずは糸井の守備。ゲレーロのライナー気味の当たりに追いついたかに見えたが、グラブからボールがこぼれて安打となり、一、三塁に。続く田中俊への3球目に一走・ゲレーロがスタート。捕手の坂本が二塁へ送球したのを見た三走・亀井が重盗を仕掛ける。北條がホームへ返球するも、坂本がジャンプしても捕れない悪送球となり、3点目を献上する形となった。
「余計な1点」と振り返ったのは久慈内野守備走塁コーチ。「悪送球での失点は相手を勢いづかせる。(重盗は)意識はしているが、ああいう結果になったのだから、もっと強く意識してやっていかないと」と厳しい表情で話した。