秋山“悲弾”復帰星ならず 6回9安打5失点…押し出し四球を反省

 「阪神2-5DeNA」(11日、甲子園球場)

 阪神・秋山はベンチの最前列に立ち、試合終了まで戦況を見届けた。右膝のクリーニング手術を乗り越え4カード目で迎えた“開幕”マウンド。6回9安打5失点(自責4)の結果に悔いが残る。反省の96球、1敗になった。

 「左でもまだ投げさせてもらえたので。ゼロで終えたかった」。1点差で迎えた六回。DeNA1死一、三塁から代打・倉本を二直に仕留めたが、続く神里との対戦。初球、内角高めを狙った直球が、わずかに甘く入った。

 右中間へ痛恨の3ラン。二回には味方のミスも重なり、2点を失った。特に2点目の押し出し四球を反省。「もったいなかった。次、ないようにしたい」と前を向いた。本調子ではない中での粘投を糧にして、次戦に備えたい。

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