2度サヨナラ機しのぎ引き分けも…継投失敗で青柳の今季初勝利が消滅

 引き分けにマウンドでハイタッチを交わす阪神ナイン
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 「ヤクルト2-2阪神」(17日、神宮球場)

 阪神のリリーフ陣が八回につかまり、7回無失点と好投した先発・青柳の今季初勝利を消してしまった。九回、延長十回とサヨナラのピンチをしのいで引き分けに持ち込んだものの、青柳の好投に報いられなかったことが心残りな試合となった。

 阪神は四回、大山の2号2ランで先制に成功。青柳が7回まで無失点と好投し、八回以降は救援に後を託した。

 しかし、2-0で登板した2番手、左腕・能見は先頭の代打・荒木を三ゴロに打ち取ったものの、続く代打・大引、さらに2番・青木に連続四球を出してしまう。

 矢野監督はここで右腕のジョンソンにスイッチ。すると、初球の変化球が抜けて頭部に当たる死球になってしまった。

 危険球の判定はされなかったものの、1死満塁の大ピンチに。4番・バレンティンに初球を左前に運ばれ、2者が生還。青柳の今季初白星が消えた。

 ジョンソンは続く雄平、西浦は連続三振に打ち取ったが、結果として継投が裏目に出た。

 その後は、九回に1死三塁の場面で広岡のスクイズを阻止。延長十回に無死満塁で桑原がバレンティンを併殺打に仕留め、サヨナラを許さないなど、正念場で踏ん張り引き分けに持ち込んだ。

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