西が四回に崩れる ビシエドに痛恨の逆転3ラン被弾
「中日-阪神」(27日、ナゴヤドーム)
先発の西勇輝投手(28)が、四回に突如乱れ、中日に逆転を許した。
三回まで一人の走者も出さない完璧投球を披露していた西だが、四回だった。先頭の1番・平田に死球を与え、続く京田に右前打でつながれ無死一、三塁とこの試合初めてのピンチを招いた。
3番・大島の適時内野安打で1点を返されると、なおも一、二塁で4番・ビシエドを迎えた。1ストライクからの2球目、141キロ直球を痛打されると、打球は左翼スタンドへの逆転3ラン。一気に試合をひっくり返され、ナゴヤドームは中日ファンの大歓声に包まれた。
続くピンチを切り抜け、何とか1点差を保ったまま四回を投げきった右腕。西は今季5試合目の登板で、4点を失うのは今季初めてとなる。