西、8回1失点で降板
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「阪神2-1DeNA」(3日、甲子園球場)
阪神先発の西勇輝投手(28)が、8回107球1失点の力投で降板し、中継ぎ陣にバトンをつないだ。
二回に1死一、二塁のピンチから7番・神里に初球を右前にはじき返された。右翼・高山が本塁に送球してクロスプレーの判定はアウトとなったが、ラミレス監督からのリクエストで審議の結果、判定はセーフ。先制点を与えたものの、続くピンチをしっかり封じた西は、最少失点で二回を乗り切った。
三回以降は、丹念な投球で両サイドを広く投げ分け、DeNA打線を寄せ付けない。三回から六回までを三者凡退に抑える好投で、味方の反撃を待った。
六回に同点に追いついてもらった後も、七回と八回を無失点で切り抜けた西。前回登板した4月27日の中日戦(ナゴヤドーム)では6回5失点だったが、しっかり修正した姿を甲子園の大観衆に見せつけた。