大山、球団生え抜き4番17年ぶりのサヨナラ打!令和初のサヨナラ勝ち

延長10回阪神2死一塁、阪神・大山悠輔(中央)がサヨナラ二塁打を放ちナインから祝福される=甲子園(撮影・山口登)
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 「阪神2-1DeNA」(3日、甲子園球場)

 阪神が延長の末、大山のタイムリーで今季2度目のサヨナラ勝ちを果たした。

 1-1で迎えた延長十回。2死から糸原が四球で歩くと、4番の大山が中堅フェンスを直撃する二塁打を放ち、試合を決めた。

 阪神の生え抜きの4番打者のサヨナラ打は2002年の浜中以来、17年ぶりとなった。

 この3連戦は「こどもまつり」と銘打たれ、試合後のインタビューでは阪神ファンクラブの「キッズ会員」の中から選ばれた子供たちがインタビュアーを務めた。自身初のサヨナラ打となった大山は打った瞬間の気持ちを問われ、「うれしいです」と答えていた。また目標とする選手を問われて、「鳥谷さんのように長く試合に出続けられるように頑張りたいと思います」と明かしていた。

 0-1と1点を追う六回。上本博紀内野手が先頭で打席に入ると、2番手・国吉が投じた初球、内角低めへの147キロ直球を完璧に捉えた。高々と舞い上がった打球は左翼席ポール際の中段に着弾する今季1号アーチで追いついた。

 投げては西、藤川、能見、ジョンソンの4人の継投でDeNAを1点に抑えて、サヨナラ勝ちを呼び込んだ。ジョンソンが今季2勝目を挙げた。

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