阪神・近本がリーグトップタイ10盗塁 赤星上回る年間44盗塁ペース

 7回、阪神・近本光司はこの試合2つ目の盗塁を決める
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 「阪神5-1DeNA」(4日、甲子園球場)

 阪神のドラフト1位・近本光司外野手(大阪ガス)がリーグトップタイの10個目の盗塁を決めた。

 「1番・中堅」でスタメン出場。ヒットは出なかったが、七回に四球を選んで出塁すると鮮やかに二盗を成功させた。

 阪神の新人選手の10盗塁は2001年の赤星憲広以来。赤星は72試合目での到達だったが、近本は32試合目でのスピード到達となった。赤星は1年目に39盗塁を記録したが、近本はそれを上回る年間44盗塁ペースとなっている。

 矢野監督は「ランナーが出ると向こうの警戒が高まる。近本の足を見たいという方も増えてると思うし、何とか塁に出てほしい」とルーキーの足に期待を寄せていた。

 試合は先発のメッセンジャーが9回を3安打1失点で完投勝利。2017年8月4日のヤクルト戦で完封勝ちして以来、約2年ぶりの完投勝利で、4月5日広島戦以来の今季2勝目を挙げた。チームは貯金1となった。

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