福留、初回意地の2点打も…その後3打席凡退

 「阪神2-5中日」(12日、甲子園球場)

 バットに意地を乗せて振り抜いた打球が、中堅前で弾んだ。取られた後は即座に取り返す。阪神・福留が初回、一時同点となる2点適時打を放った。

 2点ビハインドの初回、1死満塁の好機で打席が巡ってきた。フルカウントからの7球目、143キロ直球を鋭く捉えた当たりは中前へ。2人の走者を迎え入れ、スタンドの大歓声を呼んだ。塁上で両手を叩いたリーグ最年長選手は、高卒2年目の先発・清水に経験値の違いを見せつけた。

 だが、その後3打席は凡退。3点差の七回は2死二塁で二ゴロに倒れ、チームも連敗を喫した。試合後は、もう一本欲しかったか、との問いかけに「まあ、そうやね」と淡々と話していた。

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