青柳G倒でキャリアハイ5勝や 丸ら左打者を警戒「ゼロで帰ってくる」
阪神・青柳晃洋投手(25)が27日、甲子園で行われた投手指名練習に参加し、キャッチボールなどで調整した。28日・巨人戦(甲子園)に先発する右腕が3連戦の先陣を切って、キャリアハイの5勝目を狙う。
「キャリアハイ自体は特に意識はしていないが、投げる試合に全部勝ちたいというのはずっと言っていますし、チームも勝てたらうれしいと思う」
課題に挙げたのは左打者との対戦。今季、右打者への被打率は・132に対し、左打者への被打率は・304。14日の巨人戦は6回2失点で勝利投手となったが、左打者の重信と丸にマルチ安打を許した。「いいようにやられている左打者に対しては考えないといけない。梅野さんと話し合いながらしっかりやっていきたい」と意を決した。
巨人が打撃の良いチームということは重々認識している。それでも「最少失点、ゼロで帰ってこれるように」と気合は十分だ。3位の阪神は、2位・巨人と0・5ゲーム差。宿敵を追い抜くため、快投を演じる。