原口 スタメンDHあるぞ キーマンのフル稼働でタカ退治
大腸がんから復帰した阪神・原口文仁捕手(27)が、DH制が採用される11日・ソフトバンク戦からのパ・リーグ本拠地6連戦中に、スタメン復帰する可能性が10日、高まった。矢野燿大監督(50)はソフトバンク戦で3連勝を狙う意気込みを示し、キーマンとなる原口の起用のタイミングを探っていく。
代打として控えていても心強い。スタメン復帰すれば、さらに大きな影響力があるかもしれない。今や攻撃のカギを握る存在となった原口。矢野監督はDHが採用される6連戦でのキーマンの起用法を問われると、うれしい悲鳴を上げた。
「いい悩みじゃない。俺にとっても。(福留)孝介も、(糸井)嘉男も、みんな万全じゃない中でやってくれている。DHというのが1週間続くので、チームにとって何が一番いいのかを判断しながらやっていけたら」
現状で、捕手は梅野の先発が揺るがない状況。原口は、体の状態が万全ではない福留、糸井らとともにDHの候補となる。
11日からのソフトバンク3連戦は、ミランダ、和田、大竹の順番で左腕3人が先発予定。11日は昇格即先発する福留が守備に就いた場合、右打者の原口がスタメンDHで起用される可能性はある。
原口はこの日、静養して午後に博多へ移動。「先発だろうが、途中からであろうが、自分の仕事ができるように準備していくだけです。明日からいいスタートが切れるように、まず一つ目、一丸で勝てるように準備したい」。出番に備えて、気持ちを整えた。
阪神は2年連続日本一のソフトバンクに、4年連続でカード負け越しを喫している。今年もパ・リーグの首位を走る王者は、交流戦も5勝1敗と好調だ。
それでも矢野監督は弱気な姿勢を一切見せない。「そりゃ3タテしたいし、勝ちたい。いつも同じになるけど、俺らの野球をやるしかない。強い相手に思い切りぶつかって戦っていきたいと思う」。胸を借りるつもりで臨む決意を示した。
原口は指揮官の思いを体現できる存在だ。4日に1軍昇格して以降、何度もムードを変えた。同日のロッテ戦は、代打で復帰後初打席初安打。9日・日本ハム戦は連敗を止めるサヨナラ打。矢野監督が涙を流すなど、大きな感動を呼んだ。
苦難を乗り越えてきた男が生み出すムードは無形の力となる。何度でも魅せてくれ-。原口が響かせる快音が、矢野阪神をさらに勢いづける。
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