原口が…近本が…阪神、連続エラーから追いつかれる 中日の2・5倍多い失策
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「交流戦、阪神-楽天」(20日、甲子園球場)
5連敗中の阪神が五回、ミス、ミスでピンチを背負い、1死満塁から茂木の中前適時打で同点に追い付かれた。
2点リードで迎えたこの回、先頭ウィーラーのゴロを、バウンドが合わずに一塁・原口が後逸。出塁を許すと、続く辰己のライナー性の飛球を、中堅・近本が落球した。まさかの形で無死一、二塁とすると、太田には二遊間を破られて満塁とした。
続く石橋は空振り三振に斬ったが続く茂木との対戦だった。フルカウントから7球目。外寄りの141キロを中前に運ばれた。
チームはこの2失策を合わせて、今季すでに64失策。これは両リーグワーストで、最も少ない中日の25からすれば、約2・5倍多い計算になる。ここまで好投を続ける高橋遥の足を、野手が引っ張る痛恨の形になった。