阪神青柳 4回5失点で無念の降板 二回に連続四球から一挙5失点
「中日-阪神」(29日、ナゴヤドーム)
阪神の先発・青柳晃洋投手が、4回6安打5失点で降板。4回KOは今季3度目で、シーズン再開初戦のマウンドは悔いの残る結果となった。
悪夢の二回となった。三者凡退という最高の立ち上がりでスタートしたが、2連続四球から突如乱れた。3連打を浴びるなど、中日打線につながれ、一挙5失点。3本の適時打を浴びるなど、打者10人の猛攻を受け、試合の主導権を手放した。
その後三回からは本来の落ち着きを取り戻し、2イニングを無失点と打ち取ったが、球数は83球に達していた。五回には3番・大島から始まる好打順ということもあり、五回に代打・北條が送られ、無念の交代となった。
矢野監督も「いい意味でプレッシャーがかかるようなところで投げることで、青柳も成長できる。期待していますよ。そういうのも含めて一発目は青柳でいこうと」と期待を込め、シーズン再開の“開幕投手”に青柳を抜てきしていた。そんな指揮官の思いに、応えきることができなかった右腕。降板後は、ベンチで汗をぬぐった。
青柳の4回降板は、今季自己ワーストタイの早期降板。5月6日のヤクルト戦、6月19日の楽天戦に続く3度目の降板となった。
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