青柳、山川K斬りで右キラー襲名や 初夢舞台でも球児と同じく真っ向勝負!
阪神の青柳晃洋投手(25)が1日、監督推薦で「マイナビオールスターゲーム2019」に選出され、「一番いいバッター」と称する西武・山川を三振に封じる意気込みを語った。4年目でつかんだ念願の夢舞台。希少なサイドハンドの可能性を、全国に届けるつもりだ。
「すごくうれしいですね。僕自身初めてですし、楽しんでやりたいなと思っています」。藤川と並んで臨んだ会見。幼少期、カブレラとの真っ向勝負をテレビで見た。「球児さんと一緒に出るのは、本当に光栄なこと」。憧れの先輩と立つ舞台に心は自然と躍った。
一流集う最高峰で、最高の相手との勝負を願う。対戦したい打者を問われた右腕は「山川選手です」と即答した。27本塁打、67打点はリーグトップ。球界トップクラスの長距離砲だ。今季、頭角を現した青柳はここまで右打者に被打率・176。山川を抑えることで自信を確信に変えたい。
「使えるものは全部使って三振を取りたい。子供に影響を与えられたら、すごくいいなと思います」。少年少女に届けたい未来がある。可能性は無限大。前半戦最後となる次回、6日の広島戦(甲子園)登板を経て球宴に向かう。初の夢舞台でも真っ向勝負。西武の主砲に挑戦状をたたき付け、K斬りで夢と希望を届けるつもりだ。