矢野監督 打線組み替えを初めて明言「1回ちょっと変化を持たせる」

 3回、ベンチでうなだれる矢野監督(撮影・出月俊成)
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 「DeNA4-0阪神」(2日、横浜スタジアム)

 阪神は今季2度目となる2戦連続の完封負けで4連敗。借金2で4月30日以来、2カ月ぶりにBクラスに転落した。打線が今季ワーストの22イニング連続無得点となった。

 試合後、矢野監督は沈黙が続く打線を組み替えると今季初めて明言。矢野監督との一問一答は以下の通り。

 -先発西が粘っていた。

 「まあね。1点、1点の2失点やし、粘り強くというかね。西の仕事はやってくれたと思う。ずっとこんな感じが続いている。防御率もずっといいなかで負けが増えていくのは、気持ちの部分で西も大変な部分はあるけど、ベンチの一番前で野手を迎えたり。そんなことをしてくれている姿を見ると、より申し訳ないというか。(打線が)何とかしてやってくれよという思いと、もちろん監督としても何とかせなあかんし、打者陣が何とか点を取らないと」

 -打線は低調が続いているが打開策は。

 「ねえ。ちょっと分からないけど、明日はちょっと、いろいろ入れ替えようかなと思って」

 -打順変更は1番も含めてか。

 「いろいろ。現状、状態も良くないから点も取れないんだけど、ムードもなかなか変化がないんでね。1回ちょっと変化を持たせるというところでも考えようかなと」

 -チームは苦しい状況だが、いつでも再スタートと言ってきた。

 「苦しいのは、苦しいしね。いつも苦しいからこそ、楽しくとか、苦しいときこそ前を向いてというのは自分にも言い聞かせているしね。今もそんな状態だと思うしね。そういう気持ちで明日も戦っていくかなと思います」

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