糸井が6月度月間MVP 12年9月以来の受賞に「びっくり」
セ・パ両リーグが9日、6月度の「大樹生命月間MVP賞」を発表し、セ・リーグ打者部門で阪神・糸井嘉男外野手(37)が2012年9月度以来、3度目の受賞を果たした。
6月の21試合に出場し、79打数28安打でリーグトップの打率・354。圧巻の成績を残し、7年ぶりに受賞した背番号7は「考えていなかったので、最初はびっくりしましたけど。うれしい気持ちが1番最初の気持ちです」と率直な思いを口にした。
チームの大黒柱である福留が両ふくらはぎを痛め、6月22日に出場選手登録を抹消されるなどチームの苦しい状況を支えた糸井。後半戦の巻き返しへ「早く福留さんには、チーム状況も悪いので戻ってきてほしいというのはあります」と早期復帰を願った。
前半戦も残り2試合。「今回(月間MVPを)受賞できて、球団、関係者の方々には感謝しています。今後、夏場以降はチームをもっともっと上に順位が上に行けるように活躍したいと思います」と気持ちを高ぶらせた。