ロッテから移籍の高野が2軍戦で初登板 最速148キロで1回を三者凡退
「ウエスタン、阪神-広島」(16日、甲子園球場)
ロッテからトレード移籍してきた阪神・高野圭佑投手(27)が七回から登板。移籍後初登板は1回無安打無失点と上々の投球を披露。最速148キロを計測した直球を主体にわずか4球で三者凡退に斬った。
最初に対峙した羽月を146キロ直球で遊ゴロに打ちとる幸先の良いスタート。続く長野を三ゴロに抑え、さらに堂林も右飛に。高野の存在感を際立たせる投球内容だった。
試合前は合流後初めて甲子園で練習し「気持ちのいい雰囲気、天気の方も良かったので」と笑みを浮かべていた右腕。初登板に向け「特別なことをやるわけではないし、やらなきゃいけないことをやるだけ」と口にしていた。2軍ではあるが、阪神デビューを果たした高野。ここから状態を上げて、1軍戦力入りを目指していく。