ソラーテが入団会見 ニックネームは「セクシータイム」
阪神に新加入するヤンハービス・ソラーテ内野手(32)=前マーリンズ傘下3A=が22日、兵庫・西宮市内の球団事務所で入団会見を行った。契約は今季終了までで、推定年俸5000万円。背番号は「42」に決まった。
紺色のシャツ姿で登場したソラーテは「ソラーテです。ベネズエラから来ました。機会を与えていただき、感謝しています」とあいさつ。ニックネームを問われると「セクシータイムとかゲレーロ。日本でできるように頑張ります」と答えた。そして「非常にうれしく思っています。皆さんに受け入れてもらって感謝している。自分の100パーセントが出せるように全力でやりたいと思っています」と新天地での活躍を約束した。
阪神を選んだ理由については「有名な球団と聞いていたし、日本にも何年か前から興味があった。去年もオファーをいただいていたので」と説明。熱狂的な虎党の存在についても「YouTubeでも拝見したけれど、大歓声やメガホンの応援を見た。ベネズエラでもそういう歓声の中でやってきたのでうれしい」と歓迎した。
両打ちの内野手で、メジャー通算75本塁打。14年のメジャーでビューからヤンキース、パドレス、ブルージェイズ、ジャイアンツと渡り歩き、昨季まで5年連続2桁本塁打をマーク。三塁を主に二塁や遊撃、一塁に外野も守る器用さも魅力だ。
矢野監督は「点を取るために補強している。早く見てみたいし、頑張ってくれるだろうという期待はしている」と期待。ジェフリー・マルテ内野手(28)と、助っ人のダブル起用で打線強化を図るプランもある。
23日には、DeNA戦(甲子園)前の練習でチームに合流する予定。首脳陣らが状態をチェックした上で、翌24日から即1軍登録される可能性もある。23日からは両ふくらはぎ痛を訴えていた福留孝介内野手(42)も合流予定。シーズンは残り59試合。厚みを増した打線で真夏の逆襲を狙う。