ソラーテの一撃を口火に反撃 左腕に対応
「巨人-阪神」(27日、東京ドーム)
阪神に新加入したヤンハービス・ソラーテ内野手(32)=前マーリンズ傘下3A=が、この試合チーム初安打をマークし、北條史也内野手(24)の適時打を演出した。
巨人先発左腕の今村を前に四回までパーフェクト投球されるなど、打線は沈黙。2点を追う五回1死に現状を打破しようと、新助っ人が快音を響かせた。初球、山なりのスローカーブにタイミングを崩されながらも何度もステップを踏んで対応。鋭い打球を左翼線へはじき返し、二塁打とした。
前打席を生かした安打だった。初対戦となった二回の第1打席。2球目に投じられたスローカーブを振りにいったが、ファウル。追い込まれると、最後は低めのフォークにバットが空を斬り、三振に仕留められていたが、2打席目で左腕に対応した。
ソラーテの一撃に若虎も応えた。2死二塁で打席に立った北條。フルカウントからの6球目、低めのフォークを捉えた。打球は中前へ弾む適時打となり、1点を返した。