初登板の藤浪 二回、木下拓に死球与え場内騒然…四回にも再び

2回、阪神・藤浪晋太郎は中日・木下拓に死球を与える=甲子園(撮影・山口登)
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 「阪神-中日」(1日、甲子園球場)

 阪神の先発・藤浪晋太郎投手が二回、相手打者に死球を与え、場内を騒然とさせた。

 初回、2死満塁の大ピンチを無失点で切り抜けた藤浪。リズムに乗るかと思われたが、二回だ。

 先頭の京田に四球を許し、無死一塁から木下拓を迎えた。その初球、146キロ直球が内角に大きく外れ、木下拓の左腕付近を直撃。三塁ベンチから中日のトレーナーが駆けつけ、藤浪はマウンドで帽子を取って立ち尽くした。大事に至らず木下拓は一塁へ向かったが右腕の“悪癖”が少し顔をのぞかせ、スタンドは騒然となった。

 藤浪は初回、無安打ながら3四球で2死満塁のピンチを作り、6番・堂上を空振り三振に斬って、窮地を脱したばかり。だがここまで早くも5四死球と、制球のばらつきが目立っている。

 三回も無失点で切り抜けた藤浪だが、四回にまたも、悪癖が顔をのぞかせる。1死から京田に内野安打を許すと、続く木下拓に再び死球。場内はどよめいた。幸い、今度は肘当て部分だったため木下拓は、そのまま一塁へ。ピンチは招いたものの後続を断ち、ピンチを脱した右腕だが、ヒヤヒヤの藤浪劇場が続いている。

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