元阪神・鎌田実氏死去 「100万ドルの内野陣」形成
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阪神で吉田義男、三宅秀史とともに「100万ドルの内野陣」を形成した鎌田実さん=元デイリースポーツ評論家=が、1日に兵庫県内の病院で死去していたことが2日、明らかになった。80歳だった。
今年5月に肺がんを患い、闘病生活を続けていたという。ここ数年は少年野球などの指導に尽力し、野球人口の底辺拡大を目指していた。
鎌田さんは1957年に洲本高校から阪神タイガースに入団。翌58年から二塁手に転向し、主に2番打者として62年のリーグ制覇に貢献した。その後、近鉄に移籍し、70年の阪神復帰後は選手兼任コーチなどを務めた。