能見「大山には勝てる」40歳超えても自信
阪神の能見篤史投手が24日、MBS「せやねん!」にVTR出演し、バッテリーを組んだ狩野恵輔氏と対談した。
プロ15年目の今季は、リリーフとして継投の一翼を担っている。17日には通算400登板を記録している。「それぞれ大変さはあるけど、先発は最終的にゲームを作る。中継ぎは点を取られたらダメ。意外に配球とか(広がった)」と語った。苦手は「あんまり抑えてないな~は(巨人の)丸選手。いきなり3ランからはじまった。いいバッターですよ」と苦笑いを浮かべた。
狩野氏が「いまでもめっちゃ走れるでしょ。野手だったら、大山には勝てるでしょ」と40歳になってなお、衰えを知らぬ俊足を賞賛。能見も、50メートルのタイムはわからないものの、「大山には勝てる」といたずらっぽく応えた。
またポーカーフェイスの極意に迫ると「がっくりする姿は見せたくない」とキッパリ。0-0の7回に1点を取られた場面を例に挙げ「そこでがっくりしたら、野手側からすると打たないと思ってるの?ってなるのがイヤ」と、全方向を思いやっての“無表情”であることを明かした。
だが狩野氏は「だけどピンチのときに、マウンドにコーチやキャッチャーがいったら、めちゃくちゃ嫌な顔をしますよね」と指摘すると「すぐ話を作るから」といったんは否定。しかし「コーチが来たら、真後ろ向いて。バックスクリーンに歩きますから」とさらに指摘すると「そうね」と苦笑いを浮かべていた。