谷本球団本部長が直接会談へ 鳥谷の意味深発言に反応「丁寧にやっていかなアカン」

 阪神の谷本修球団本部長(54)が26日、鳥谷敬内野手(38)の意味深発言について言及した。5年契約最終年の鳥谷は25日・ヤクルト戦(神宮)後に「最後の打席になるかもしれないからね」とコメント。同本部長はこれを受け、9月中にも鳥谷と直接会談する考えを示した。

 プレーでも姿勢でも欠かせない存在だ。高い信頼があるからこそ、編成部門のトップ・谷本球団本部長は、生え抜きスターの発言に敏感に反応した。

 鳥谷は神宮での今季最終戦となった25日・ヤクルト戦で代打安打を放った試合後、「神宮どころか、自分が最後の打席になるかもしれないから」とコメント。同本部長は前日のこの発言を受け、都内での会議後に対応した。鳥谷との会談の可能性を問われると「ああいうコメントを発したのは、正直な気持ちだと思うので。しかるべきタイミングで。あれだけの選手なので。丁寧にやっていかなアカンと思っています」と話した。現時点で来季契約に関する話し合いは行っていないが、早急に会談する意向があることを明かした。

 ただ、チームはCSへ向けて戦っており、会談のタイミングは慎重に見極めていく。「お互いに残るシーズンに集中している段階なんで。来季うんぬんの話は今、すべきではないと思ってます」と配慮。鳥谷も帰阪前、前日の発言について「来年2軍だったら、今年で最後になるかもしれないでしょう?深い意味はないよ」と、今まで通りシーズンに集中する意向を示した。

 順位が確定後か、シーズン終了後か。いずれにせよ、9月中には両者の会談が行われることになりそうだ。

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