糸井 超回復!9月上旬にも実戦復帰 逆転CSへ早期昇格を期待
左足首関節炎で、10日に出場選手登録を抹消された阪神・糸井嘉男外野手(38)が9月上旬にも2軍戦で実戦復帰する可能性が28日、急浮上した。ウエスタン・中日戦(鳴尾浜)が雨天中止となり、甲子園室内で調整。糸井の練習を見守った平田2軍監督の言葉からは充実感が漂った。
「昨日と動きが全然違う。今日はだいぶいいからね。(30日からのウエスタン・ソフトバンク戦)筑後には連れて行かない予定だったけど…。(9月3日からの同オリックス戦は)状態次第やな」
この日はマシンや打撃投手の球を打ち込み、その後は約40メートルの距離でキャッチボールを行った。全力ではないが、昨日、鳴尾浜で再開させたダッシュも披露。さらに中村2軍外野守備走塁コーチのゴロノックを受け、患部の状態を確かめた。
次のステップは全力疾走や外野守備に就き、打球を追って違和感が出ないかになる。清水ヘッドコーチは「今日はすごくよかったという報告を受けてます。ただ上がって、また痛いとなっても代えるわけにはいかない。慎重に考えたい」と万全を期した上での再昇格させる方針だ。
逆転CS進出に向け、負けられない戦いが続く。チーム首位打者だけに、一日も早い復帰が期待される中、臨戦態勢を整えていく。