阪神・近本が球団新人記録更新の137安打 ミスターの記録まであと16本

8回、二塁打を放つ阪神・近本光司=横浜スタジアム(撮影・北村雅宏)
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 「DeNA-阪神」(5日、横浜スタジアム)

 阪神ドラフト1位・近本光司外野手が八回に左中間へ二塁打を放ち、16年に高山俊がマークした最多安打の球団新人記録136本を更新する137安打をマークした。

 先頭で迎えた八回の第5打席。2ボール1ストライクから藤岡が投じた4球目、136キロの変化球を捉えた。打球は左中間へ。快足を飛ばして一気に二塁を陥れた。

 高山の記録まであと1本としてこの試合に臨んだ近本は、初回1死走者なしで迎えた第1打席で右前打。球団新人タイ記録とした。2打席目は四球、3打席目は右飛、4打席目は空振り三振となっていたが、5打席目で新記録を達成した。

 137安打はセ・リーグ新人では単独5位。リーグ記録は58年に巨人・長嶋茂雄が記録した153安打。

 初回の出塁後は2死一塁からマルテの5球目にスタート。今季28個目の盗塁に成功し、球団新人では48年・後藤次男を抜いて歴代単独2位となった。

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